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テレビ、音楽、インターネット

テレビ、音楽、インターネットについてだべります

真実と虚構の狭間で進化を続けるドキュメンタル - 2016年のアダルト

ドキュメント的に面白かったものもある一方で、夢のある作品も面白かったなと思いました。好みかもしれないですけど、変態オンナものが結構豊作だったなぁとおもいました。 その変態を「キャラ」としてメタ的に料理するものも印象的でした。あぁ、それはでもある種ドキュメントだよなぁ。昔からあるジャンルではありますね。

固定バイブだるまさんが転んだ

オモシロさで選ぶなら圧倒的にコレ。このゲーム考えたひともすごいけど、映像化されるとこんなにもバカバカしく面白いのか、と。しみけんさんのキャラクターもマッチしてていいですね。友達とふたりで挑戦するっていう設定も、キャッキャした感じと恥じらう感じと 3P の賑やかさとが演出できてナイスだと思いました。3人以上だととっちらかる気がする。

ガチンコ全裸レズバトル 4

このシリーズ凄かった。こういうのって、「イッテネーヨ!」的な意地の張り合いになりがちでやや単調なイメージがあって、その強がる感じの良さも理解はできるんですが、「内緒イキ禁止」というルールを設けることによって、バトルなのに気持ちよくなることを受け入れている新しさがあってとても良いと思いました。純粋に気持ちよくなっているコを観たいユーザーにとっては革新的なバトルモノだなぁと。

AV界フリースタイルレズビアンバトル

フリースタイルブームのパロディモノは出るんだろうなぁと思っていたのですが。コレそういうノリで観始めたら、ガチガチのガチなドキュメントで震えました。あ、でもそういう「リアル」がヒップホップだよなぁという意味では作りとして圧倒的に正しい。イキのいい若手女優がベテラン勢に揺さぶられ、崩され、実力の差を突きつけられる感じが観てて辛さもあり、仲間同士でぶつかっていく青春感もあり、ステージを重ねていくにつれ成長していく物語性もあり。先輩たちの懐の深さ、本気っぷりにもグッときました。うん、青春モノかな。

ちなみに、宮崎あやさんが凄まじかったので『Wメスころがし 真性M奴隷・中出し調教』も観たんですが、こっちも凄い熱量でした。

印象的だった女優さん

  • かすみ果穂さん 👉 ラストスパートのかけ方。うれてるひとはどっちの方向に行っても凄いのだなぁと思った
  • 沖田杏梨さん 👉 巨乳方向でみられがちだけれど、この人の魅力は筋肉だなと思った
  • 水野朝陽さん 👉 バランス感覚。TOHJIRO 解禁なド M モノも、痴女モノも、素人モノも、いいかんじなかんじ。
  • 向井藍さん 👉 AV OPEN のやつがよかったのだけど、他の作品からも、とても真面目なひとなんだろうなぁというのが伝わってきて良い
  • 跡美しゅりさん 👉 あの感じの S キャラはなんだかわからないけど、新しいなと思った。のびしろに期待
  • 春原未来 👉 広義の変態枠を確固たるものにしていて凄いなぁと思った

日本語ロックの新世代 Hump Back がキテる - 2017年1月の音楽

いろんなとこで2016年のディスクレビューが出たりしてるなかで、キャッチアップしながらよかった曲など。

サーカス / Hump Back

わたし、もう10年近くチャットモンチーのファンやってまして。で、チャットモンチー以降のガールズバンドみたいな文脈で語られるバンドって結構出てきたように思うんですが、どうもしっくりきておらず。で、で、Hump Back のこの『サーカス』は、ここにきてガツンときた!って感じの曲でした。メロディーラインとかリフもそうですが、私的には拍子がグイグイ入れ替わったり、ベースがメロっぽく上下したり、変則的なリズムとか、そういう橋本さんの変態性に近いものを感じざるをえないわけなんですよ!ていう。しかも別に古い感じもないしなぁ。 これ CD 欲しいんですけど、タッチの差でタワレコ完売。ヤフオクでは 10k 。ううむ。とりあえず、近いうちにライブ観たい。 https://youtu.be/gl7wQW60bbE

月まで / Hump Back

そんなわけで、別の曲を聴いてみたら、なるほど。私の認識はある意味で間違っていたなと。つまり、チャットモンチーのコピーバンドとして始まてはいるが、それのアップデートなどではもはやなく。ゼロ〜テン年代のあらゆる日本語ロックですくすくと育った素晴らしき若者たちだった。こっちはタワーでアルバム買いました。 https://youtu.be/dZRo0-cwob4

OCTAGON PLAZA / PZA

EYESCREAMフルカワミキさんがセレクトしてたやつ。他のひとのやつもいくつか買ったり聴いたりしたけど、結局コレをいまのとこ一番リピートしてます。聴きやすいし、ちょうどよい温度感で、確かにいつ聴いてもしっくりくる。Vaporwave っていうとカットアップが激しめなドンキンしてるイメージもあったんですけど、どちらかというとチルな方向で素敵に聴けました。 https://macplus.bandcamp.com/album/octagon-plaza

やっぱりポップカルチャーが最高だった - 2016年の音楽

最高な音楽ばかりの一年でした。毎年ですけれど、そう思えることはありがたいなぁと思います。救われているよ、ほんとに。以下、順不同で。

100%未来 feat.三浦直之(ロロ)/ ENJOY MUSIC CLUB

なんかコレを選ぶのもどうかなと思ったんですけれど、だって聴きまくっちゃったんだからしょうがない。「サンキュー ポップカルチャー 全般」なんて言われたら、全肯定するしかないよ。特に、いろんな「当たり前じゃねーからな」ばかりの昨今において、テレビ、音楽、インターネットのポップカルチャーに生かされているんだよなぁとまざまざ感じた一曲でした。ポップカルチャーがいてくれれば、「未来はいつも 100パー 楽しいから」明日も暮らそう。 このブログもあわせて読みたい

hiko1985.hatenablog.com

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ディスコって / 坂本慎太郎

原曲はもちろんだけれど、カバーがすこぶるいい。

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恋 / 星野源

ベタにコレ、選ぶんですけどね。暮らしの歌が好きなことに加えて、自分の現在に重なるところもあり。絶妙な中華アレンジのウキウキ感。『逃げ恥』第1話のエンディングで一発目の音が鳴り、新垣さんの姿が網膜に到達した刹那、「アッ!」と声をあげてしまったあの高鳴りは間違っていなかった。

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泡沫サタデーナイト / モーニング娘。’16

アイドル楽曲いろいろあるりましたけど、やっぱりこれの衝撃というか。コレが聴きたかった!っていうとこに徹頭徹尾、ツボ。キメ・タメの作り方とか、韻の踏み方とか、パーティー感もそうだし、コーラスの入りも。津野米咲さんを崇め奉ろう。

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My Love is Online feat.Akita Momo / The Hair Kid

インターネット音楽でいうと、コレかなり聴いたなぁ。マルチネのライナーノーツを借りるなら、まさに「いい塩梅」。こういう、ちょうどよさ、って大事だなぁとかぼんやりおもいました。

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DANCE TO YOU / サニーデイ・サービス

若手バンドの中のシティポップっぽい潮流がはっきりと輪郭を見せ始めたそのタイミングで。そういう文脈で語っていいものかもわかりませんけど、何周でも聴けるし、季節は巡るし、少年は大人になる。

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2016 のカルチャーを感じる映像 - 2016年の YouTube ②

今夜はブギー・バック (smooth rap) / TOKYO CULTURE STORY

「実写版マガジンハウス」とでも言うべきその世界観。雑誌とテレビとソーシャルメディアの MIX 感ある表現手法は面白いなぁと素直に思いました。ちょっとうんざりする感覚もあるけれど、やっぱり選曲も『ブギー・バック』でしかありえない。これの編曲めちゃ楽しかっただろうなぁ。

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SHOPPINGMALL / tofubeats

セルフィと DIY 感。ハイハットに合わせたストロボ編集など曲の構造や見せ場を理解しきっている本人だからこそのグルーヴ。

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CLIMAX NIGHT / 曽我部恵一 (サニーデイ・サービス) x 角舘健悟 (Yogee New Waves)

曽我部さんと角館さんのアコースティックセッション。とろける。甘美。世代を超えたリスペクトが伝わってくる絶妙なリラックスと緊張感の塩梅も GOOD 。

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テレビの売り方・続け方 - 2016年のテレビ ②

印象的だったテレビの話の続き。TBS が戦略的に編成やプロモーションを行っていることがありありと見られた1年だったなぁと思いました。

芸人キャノンボール2016 / TBS

藤井健太郎氏が完全に認知を得た年だったなぁ。『スター名鑑』の復活、『水曜日のダウンタウン』の好調さ。もちろん、『タレント名鑑』や『正解は1年後』みたいな名コンテンツは2016以前にもあったわけですが、『芸人キャノンボール2016』が元日・夏と放送されたのは、数字を取る番組(= 収益源)と実験的で面白い番組(= 投資)を明確に分けますよという TBS の戦略を象徴する出来事のように思いました。番組としての完成度も凄まじかった。もう、映画館で観たいよ。練りに練られた一本の流れを愉しむタイプのテレビがここまで期待されるのってイマドキすごいことだよなぁ。

逃げるは恥だが役に立つ / TBS

そんな TBS の中でもガッチリヒットして収益源になった『逃げ恥』ですが、『王様のブランチ』とのコラボ企画やダイジェスト版の公式 YouTube 配信など、とにかく社をあげての選択と集中っぷり、マーケティング戦略の展開の速さがすごかったなぁと。もちろん、普通に視聴者としてめちゃめちゃ楽しみました。

めちゃ×2イケてるッ! / フジテレビ

フジテレビの場合、収益化と投資を同じ番組の中でやろうという傾向があるように見えて、例えば『めちゃイケ』だと、安定した結果の出せる「ガリタ食堂」みたいな企画と「君の心は。」みたいな実験的な企画。そのやり方だと結局、番組全体としてムラがあるように見えてすごくもったいないなぁと思う一方で、枠自体を長く続けるにはそうしてくしかないのかな、とも。。んで、何が言いたいかというと、きちんと定期的に今年も攻めの企画が用意されていてまだまだ『めちゃイケ』面白いなぁと思いました。極楽とんぼ復活の「夏休みの宿題スペシャル」なんてやっぱり泣いちゃいましたし。。キンコン西野さんとの入れ替わり企画「君の心は。」も『めちゃイケ』にしかできない企画で最高でした。

そんなバカなマン / フジテレビ

そんなフジテレビの中でも実験的な方の番組こと『そんなバカなマン』。看板企画はこれまで「パシフィック・ヒム」だったわけですが、2016年は「ノーリアクション柔道」がもう本当に面白くて、「あの子」の存在感もすごいし、そこからのオーディション企画への流れもすごい勢いで展開されていて、やっぱり手応えあるんだろうなと思います。パイセンTVコラボスペシャルでも完全に持っていってたし。 あとは一連の朝日さん企画は、アイドリング!!!ファンとして嬉しさを感じる一方で酒井さんの処遇に関しては複雑な感情を抱かざるを得ません。

ボクらの時代(小島瑠璃子 × 菊地亜美 × JOY) / フジテレビ

テレビのことが大好きで、テレビの可能性を信じていて、テレビを楽しんでいる若い人たちが、テレビの中にまだまだいるということにとても感動しました。なんてことのない回だったけれど、本人たちがワクワクしている感じがよかったんだよ。

ディスプレイの力 - 2016年の YouTube ①

2016 年は 4K テレビを買ったのですが、テレビで YouTube を観ると、これまで iPhoneiPad で観ていたものは一体何だったのかと‥‥。同じものでも、大きくすることや解像度を上げることで体験や印象が全く変わるのは面白いなぁということを感じる昨今。いろんな環境で観た YouTube から印象的だったものを。

ハイテンション / AKB48、サヨナラの意味 / 乃木坂46

48グループと46グループの戦略の違いがとてもよく感じられる。90−00年代のハロー!プロジェクト楽曲感があるのも好きですが、『ハイテンション』はとみにマス感が強いというか。つまり、みんなが踊れるレベルの振り付け、エキストラによるダンス、画面の圧力。で、ラストカットの視聴者への投げ方も、「踊ってみた」を意識しているのだろうなと勝手に思ったり。一方で、『サヨナラの意味』の方はショートフィルムになっていて、映像表現も含めて作品の世界観なのだという位置付けが感じられます。マーケティングツールと映像作品、という好対照な住み分けが綺麗にできているなぁと思った次第。

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世界には愛しかない / 欅坂46

で、その「46の系譜」を受け継ぐ映像をバンバン出してくる欅坂なのですけど、いまこの瞬間を輝き走り続ける彼女たちと渋谷を重ね現在(いま)を切り取った『サイレントマジョリティー』ももちろん好きですが、個人的にはこっち。やっぱりドローンを使ったカメラワークと北海道のひらけた大自然のコンボによる映像の圧倒的な気持ちよさがすごい‥‥。これやっぱりテレビの力も大きいのだろうな。 そうそうそれと、「個人PV」は予告映像はちょこちょこ見ていたんですが、『二人セゾン』で初めて盤を買いまして。なのですが、720p な DVD に収録された映像より、YouTube の方が圧倒的に高画質で、私は一体なにに金を払っているのだ‥‥という気持ちになりました。

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RUN and RUN / lyrical school

イデアにはもちろんうおー!と思ったんですが、一切の妥協なく、ダミーのそれっぽいアプリとかじゃなくてちゃんとリアルな挙動をベースにここまで気持ちよく観られる作りがスゲェなぁ、と。ヒップホップに大切なのはリアルよね。現実を含めて、レイヤーをいったりきたりするのもギミックが効いてて飽きないです。

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はたらくことと映画 - 2016年の映画

ふだん、映画を観ない私ですが、2016年はわりあいよく映画館に足を運んだように思います。とはいっても、両手で数えられるくらいの回数なのですが。

シン・ゴジラ

公開初日に TOHO 新宿で 4D 、立川爆音上映、バルトでもう一回、と珍しく繰り返し観た映画でした。初回のあとはパンフレットを買い、大人の社交場ルノアールで読みふけりました。映画のミニマルさと演出の加速度がシンクロして本当に気持ちよく清々しい映画でした。「巨災対」がはじめに会議するときの会議室を設営するカメラワークとあの曲の入り + 会議を重ねるに従って加速する曲のアレンジがたまらなく好き。たぶん、4K BD で買います。 あと、『シン・ヱヴァ』もそうですけど、中二的なオタクゴコロのくすぐり方と、観た人が語りたくなる力は凄いなぁ。ゴジラシリーズとして、とか、庵野演出が、とか、震災が、とかいくらでもあるし、それがなくとも楽しめる。

君の名は。

ストレートな見方でいうと、あんまり刺さらなかったんですけど、RADWIMPS の PV としての完成度は圧倒的だなと思いました。と、いうことはある部分で刺さったのだろうなぁ。男女の青春譚にある種の憧れがあるのでしょうな。 アニメ映画をあまり観ないのでアレなのだけど、オープニングが入る感じ、なんだかすごくよかったなぁ。曲もあるけど、一番アガッたポイントでした。ワクワク感大事。

何者

これは、単純に、喰らった。自意識に殺されるなんて表現がありますけど。 あとやっぱり川村元気氏が気になるなぁと。「『これ、誰のですか!?』と叫ぶ。それが僕のやっていること」と語ってはいるけれど、その振れ幅がもう意味がわからない。 news.yahoo.co.jp

SCOOP!

ただの大根仁ファンということを自覚した。やっぱり、頑張って働こう、という気持ちになる作品を作るかただなと思った。というか、たぶん、職業映画づくりが巧みで、なぜなら大根さんも一流の作家でありつつ題材に対するリスペクトが多分にあるからなのだろうなぁと思いました。ディテールの作り方含めて本当に素晴らしかったです。 それと、福山雅治というひとが気になった映画でもありました。『夜の巷を徘徊する。』特別編とかね。